出張から戻ったその足でテニス。
ナイター練習、もしくは翌日の試合。
社会人テニスプレーヤーなら、一度はやったことがあると思います。
そして正直に言ってしまうと、これはかなり危険な行為です。
「体力的には問題ない」
「軽く打つだけだから大丈夫」
そう思ってコートに立ち、思った以上に動けず、違和感を抱え、あとから後悔する――
これは完全に実体験です。
出張帰りは、想像以上に身体が壊れている
出張は「運動していない」だけで、
疲れていないわけではありません。
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長時間の新幹線や飛行機移動
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座りっぱなしによる血流低下
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股関節・背中・肩まわりの可動域低下
さらに、
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接待や会食
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普段と違う食事
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睡眠時間・睡眠の質の低下
これらが重なります。
本人の自覚がないだけで、
身体は確実に固まり、鈍り、回復しきっていない状態です。
一番危ないのは「イメージと動きのズレ」
出張帰りにテニスをして、一番強く感じるのがこれです。
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頭では動けているつもり
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でも足が出ない
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打点が合わない
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フットワークが一瞬遅れる
このイメージと実際のプレーのズレが、ケガの原因になります。
特に危険なのは、
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無理な体勢でのストローク
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反応遅れからの急な踏み込み
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いつも通り打とうとするサーブ
「いつも通り」が、一番やってはいけません。
出張帰り直後の試合は、正直かなり危険
これははっきり言います。
出張帰り直後の試合は、シングルスでもダブルスでも危険です。
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自分の身体をコントロールできていない
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反応が遅れる
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無理な姿勢でポイントを取りに行ってしまう
結果として、
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肩
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腰
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ふくらはぎ
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ハムストリング
に違和感が出やすくなります。
勝ち負け以前に、ケガをしない状態ではないことが多いです。
出張帰りに「やってはいけないこと」
出張後にテニスをする場合、少なくとも以下は避けた方がいいです。
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いきなり全力サーブ
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ダッシュや切り返し中心の練習
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長時間のラリー
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「今日は普通にやれる」という思い込み
特にサーブは危険です。
肩まわりが固まった状態で全力を出すと、
違和感が出る確率が一気に上がります。
それでも打つなら「ほぐすためのテニス」
どうしても出張帰りにテニスをするなら、
目的をはっきりさせる必要があります。
この日の目的は
「うまくなること」でも「追い込むこと」でもありません。
「ほぐすこと」一択です。
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軽いストレッチ
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ショートラリー
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ボレー中心
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フォーム確認
これで十分です。
走らない、踏み込まない、全力を出さない。
これを徹底してください。
出張翌日に試合がある場合の現実的な判断
出張翌日に試合が入っている場合、一番大事なのは割り切りです。
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前日は練習しない、もしくは軽く体を動かすだけ
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入浴と睡眠を最優先
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深酒しない
試合当日は、
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ウォームアップを長めに
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無理に攻めない
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ラリーを丁寧に
「今日は100%のパフォーマンスは出ない」
と理解した上で臨む方が、結果的にケガのリスクは下がります。
社会人テニスは「無理しない判断」もスキル
特に40代以降になると、
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回復に時間がかかる
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無理が数日後に出る
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ケガが長引く
という現実があります。
若い頃と同じ判断をしていると、確実にどこかで止まります。
出張後は「攻める日」ではありません。
整える日です。
まとめ|出張帰りに無理をしない方が、結局うまくなる
出張帰りにそのままテニス。できなくはありません。
でも、
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ケガのリスクが高い
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パフォーマンスも上がらない
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長期的にはマイナス
であることがほとんどです。
特に仕事と両立しているのならなおさらです。
出張後は、「今日は調整でいい」と判断できるかどうか。
それも含めて、社会人テニスの実力だと思っています。
※出張後・出張翌日のテニスについて、食事・飲み物・移動・回復まで含めた詳細な対策は、別記事でまとめています。
出張後・出張翌日にテニスをするときの注意点


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